外壁塗装時のコーキングの打ち替え・打ち増しとは?シーリングの劣化やひび割れ・費用相場を解説

外壁塗装を検討すると、コーキングやシーリングという言葉を見聞きする機会が増えます。しかし、違いや役割を理解しないまま工事を進めると、防水性能が十分に回復せず、雨漏りや下地の劣化につながる恐れがあります。
材料の種類や劣化症状、補修方法、費用相場を把握すると、見積書の内容も判断しやすくなります。本記事では、コーキングの基本から補修と外壁塗装の考え方まで詳しく紹介します。
目次
外壁塗装で行うコーキングとシーリングとは

外壁塗装を検討する際、「コーキング」や「シーリング」という言葉を目にする機会は多いものの、その役割や重要性まで十分に理解されていないケースは少なくありません。見た目では小さな部分に思えますが、コーキングは外壁の防水性・耐久性・快適性を左右する非常に重要な存在です。
コーキングが劣化した状態で外壁塗装だけを行っても、本来の防水性能は回復せず、数年以内に雨漏りや外壁内部の劣化を招く恐れがあります。外壁塗装を成功させるためには、塗料だけでなく、コーキングの状態や補修方法を正しく理解することが欠かせません。
まずは、コーキングとシーリングの基本的な意味や役割から確認していきましょう。
◇ コーキングとは
コーキングとは、外壁材と外壁材の継ぎ目(目地)や、窓・玄関などのサッシ周り、配管の貫通部分などに充填されているゴム状の材料、またはその施工自体を指します。
サイディング外壁のように複数のパネルを張り合わせて仕上げる外壁では、構造上どうしてもすき間が生じるため、コーキングによる防水処理が欠かせません。
この目地部分は、建物の中でも特に雨水が侵入しやすく、同時に気温変化や地震、強風などによる動きの影響を受けやすい箇所です。そのため、コーキングには高い弾力性と密着性が求められます。単なる「すき間を埋める材料」ではなく、外壁や建物全体を長く守るための重要な建材のひとつといえるでしょう。
外壁塗装工事では、塗膜と同様にコーキングの状態を確認し、劣化状況に応じて補修や打ち替えを行うことが基本となります。
◇ シーリングとの違い

コーキングとシーリングは、外壁塗装の現場ではほぼ同じ意味として使われることが一般的です。名称の違いによって性能や用途が大きく変わるわけではなく、どちらも建物のすき間を埋め、防水性や気密性を確保する目的で使用されます。
厳密に表現する場合、「シーリング材」が材料の名称で、「コーキング」はその材料を充填する施工行為を指すことがありますが、実務上は明確に区別されないケースがほとんどです。見積書や説明資料で表記が異なっていても、役割は同じと理解して問題ありません。
重要なのは呼び方ではなく、現在の劣化状況に合った適切な材料と施工方法が選ばれているかどうかです。
◇ コーキングの役割

外壁に施されたコーキングは、建物を長く安全に使用するために複数の重要な役割を担っています。こちらでは、外壁塗装と深く関わる代表的な役割を3つに分けて解説します。
・雨水の浸入を防ぐ
コーキングの最も重要な役割は、防水です。外壁の目地やサッシ周りにすき間があると、そこから雨水が侵入し、外壁内部や下地材、構造部にまで水が回る可能性があります。これを放置すると、木部の腐食や金属部のサビ、雨漏りといった深刻なトラブルにつながる恐れがあります。
コーキングは、こうした雨水の侵入口を塞ぎ、外壁の防水性能を維持するために欠かせない存在です。
・空気の出入りを防ぐ
コーキングは、雨水だけでなく空気の出入りを抑える働きも持っています。目地がしっかりと塞がれていることで、外気の侵入や室内空気の流出を防ぎ、住宅の気密性が向上します。これにより、冷暖房効率が保たれ、室内の温度変化を抑えやすくなります。
外壁塗装と同時にコーキングを適切に補修することは、快適な住環境を維持するうえでも重要です。
・地震の揺れを吸収する
建物は日々、気温変化による伸縮や、地震・強風などによる揺れの影響を受けています。コーキングはゴム状の弾力を持つため、外壁材同士の動きを吸収し、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たします。
この柔軟性があることで、外壁材のひび割れや欠損のリスクを軽減し、建物全体の耐久性向上に貢献しています。
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コーキングの種類とそれぞれの特徴

外壁塗装に使用されるコーキング材にはいくつかの種類があり、それぞれ耐久性・柔軟性・紫外線への強さ・塗装との相性などが異なります。見た目は似ていても性能には大きな差があり、適切な材料を選ばなければ、施工後わずか数年でひび割れや剥がれが発生することもあります。
外壁は常に雨風や紫外線、寒暖差の影響を受け続けるため、コーキング材の性能は建物全体の寿命に直結します。価格の安さだけで判断するのではなく、使用場所や外壁塗装との相性を考慮した材料選びが重要です。
こちらでは、外壁工事で使用される代表的なコーキング材の種類と、それぞれの特徴・注意点を詳しく解説します。
◇ ウレタン
ウレタン系コーキングは、弾力性と密着性に優れている点が大きな特徴です。下地への接着力が高く、外壁の目地など建物の動きが生じやすい箇所にも追従しやすいため、防水性能を確保しやすい材料とされています。
また、塗料との相性が良く、外壁塗装と同時に施工されるケースが多い点も特徴です。塗装によって表面を保護することで、紫外線の影響を抑え、耐久性を高めることができます。
一方で、ウレタンは紫外線に弱く、露出した状態では劣化が進みやすいという弱点があります。そのため、外壁で使用する場合は必ず塗装を前提とした施工が必要です。適切な工程で施工されれば、コストと性能のバランスに優れたコーキング材として、外壁塗装工事で広く採用されています。
◇ アクリル

アクリル系コーキングは、価格が比較的安く、施工しやすい点が特徴です。乾燥が早く、扱いやすいため、DIYや応急的な補修で使われることもあります。しかし、耐久性や防水性は他のコーキング材と比べて低く、紫外線や雨風の影響を受けやすいという欠点があります。
そのため、屋外で長期間使用する外壁の目地やサッシ周りには不向きとされています。外壁塗装工事では基本的に採用されることは少なく、主に室内の軽微な補修や仮補修向けの材料といえるでしょう。
外壁に使用してしまうと、短期間で劣化が進行し、再補修が必要になる可能性が高いため、使用場所を誤らないことが重要です。
◇ シリコン

シリコン系コーキングは、耐水性・耐候性に優れており、長期間水にさらされても劣化しにくい特性があります。そのため、浴室やキッチン、洗面所などの水回りで多く使用されています。カビが発生しにくい点もメリットのひとつです。
しかし、シリコンは表面に塗料が密着しにくい性質を持っており、上から塗装を行うと塗膜がはじかれたり、剥がれたりする原因になります。そのため、外壁塗装を行う箇所には基本的に使用されません。
外壁で誤って使用すると、見た目だけでなく耐久性にも大きな影響を及ぼすため、使用場所を明確に分けることが重要です。
◇ 変成シリコン
変成シリコン系コーキングは、シリコンの耐久性とウレタンの塗装適性を併せ持つコーキング材です。紫外線や雨風に強く、耐候性に優れているため、屋外環境にさらされる外壁の目地やサッシ周りなど幅広い箇所に使用されます。
塗料との相性も良く、外壁塗装後の仕上がりを損なわない点が大きな特徴です。耐久性・施工性・仕上がりのバランスが良いため、現在の外壁塗装工事では最も一般的に採用されているコーキング材のひとつといえるでしょう。
長期的なメンテナンスを考える場合にも安心して選びやすく、外壁塗装と同時に施工することで、建物全体の耐久性向上につながります。
◇ コーキング材選びで注意すべきポイント

コーキング材は、種類ごとに性能や適した使用場所が異なるため、建物の状態や施工内容に合わせた選定が重要です。安価な材料を選んでも、早期に劣化して再補修が必要になれば、結果的に費用が高くなるケースもあります。
また、外壁塗装の耐用年数とコーキングの耐久性を揃えることも重要なポイントです。塗装だけが長持ちしても、コーキングが先に劣化すると、再び足場を組んで補修を行う必要が生じます。専門業者による診断を受け、将来を見据えた材料選びを行うことが、外壁を長く守るための近道といえるでしょう。
コーキングの劣化症状!ひび割れなどが起こる原因と放置するリスク

コーキングは、外壁の防水性や耐久性を支える重要な役割を担っていますが、永久にその性能を維持できるものではありません。紫外線や雨風、気温差、建物の揺れなど、日常的にさまざまな外的要因の影響を受けることで、年数の経過とともに徐々に劣化が進行します。
コーキングの劣化は外壁塗装よりも早く進むことが多く、見た目では小さな変化でも、防水性能は大きく低下しているケースも少なくありません。劣化を放置すると、雨水の侵入や外壁内部の腐食など、建物全体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
こちらでは、コーキングの一般的な寿命と、代表的な劣化症状、さらに放置した場合に生じるリスクについて詳しく解説します。
◇ コーキングの寿命
コーキングの寿命は、使用されている材料の種類や施工方法、立地条件、日当たりなどによって異なりますが、一般的には5年〜10年程度が目安とされています。外壁に使用されるコーキングは、紫外線や雨風の影響を直接受けるため、室内で使用されるものよりも劣化が早く進みやすい傾向があります。
特に南向きの外壁や風雨の影響を受けやすい面では、想定よりも早く硬化やひび割れが発生することもあります。また、新築時に施工されたコーキングは、建物の動きに追従する役割も担うため、経年とともに弾力性が低下しやすくなります。
外壁塗装の塗り替え時期とコーキングの寿命が重なることも多いため、塗装工事のタイミングでコーキングの状態を点検し、必要に応じて補修や打ち替えを行うことが、建物を長持ちさせるうえで重要です。
◇ 主な劣化症状と放置しておくリスク
コーキングの劣化は、初期段階では見過ごされがちですが、進行すると外壁や建物内部に深刻な影響を及ぼす可能性があります。ここでは、代表的な劣化症状と、それぞれを放置した場合に生じるリスクについて解説します。
・痩せ

痩せとは、コーキング材が劣化によって体積を失い、目地の中で細くなった状態を指します。紫外線や経年劣化によって内部成分が失われることで発生し、外壁材との間にすき間が生じやすくなります。
この状態では、目地部分の防水性能が低下し、雨水が侵入しやすくなります。初期段階では大きな被害が出にくいため放置されがちですが、痩せをきっかけにひび割れや破断へと劣化が進行するケースも多く見られます。早期に補修を行うことで、大掛かりな修繕を防ぐことができます。
・ひび割れ

ひび割れは、コーキングの柔軟性が失われ、外壁の動きに追従できなくなった結果として発生します。表面に細かな亀裂が入ることで、見た目にも劣化が分かりやすくなります。
この段階では、完全な雨漏りには至っていなくても、防水機能は大きく低下しています。ひび割れを放置すると、亀裂部分から雨水が侵入し、外壁材の反りや浮き、内部下地の劣化につながる恐れがあります。ひび割れが確認された場合は、早めの補修が望まれます。
・破断
破断とは、コーキングが完全に切れてしまい、目地が露出した状態です。この状態になると、防水機能はほぼ失われ、雨水が直接建物内部へ侵入するリスクが非常に高くなります。
破断を放置すると、外壁内部の断熱材や構造材にまで水が回り、腐食やカビの発生を引き起こす可能性があります。修繕範囲が外壁表面だけでは済まなくなるケースもあり、修理費用が大きく膨らむ原因となります。破断は早急な対応が必要な、深刻な劣化症状のひとつです。
・欠落

欠落は、コーキング材が剥がれ落ちてしまい、目地部分に何も充填されていない状態を指します。防水・気密の役割を完全に果たせなくなり、雨水や外気が直接侵入します。
この状態を長期間放置すると、外壁材の劣化だけでなく、内部構造の腐食やカビの発生、最悪の場合は雨漏りに発展することもあります。欠落が確認された場合は、部分補修ではなく、打ち替えによる対応が必要になるケースが多くなります。
◇ 劣化を放置した場合に起こりやすいトラブル
コーキングの劣化を放置すると、雨漏りや外壁内部の腐食だけでなく、外壁塗装の劣化を早める原因にもなります。水分が内部に侵入することで塗膜が浮いたり剥がれたりし、せっかくの外壁塗装が短期間で劣化してしまうこともあります。
また、構造部に影響が及ぶと、補修費用が大幅に増加する恐れがあります。コーキングは小さな部材ですが、建物全体の耐久性を左右する重要な存在であるため、定期的な点検と適切な補修が欠かせません。
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打ち替えと打ち増しの違いとそれぞれの費用相場

外壁塗装工事の見積書には、「コーキング打ち替え」「コーキング打ち増し」といった項目が記載されることがあります。一見すると似た工事内容に思えますが、この2つは施工方法・耐久性・費用の考え方が大きく異なります。
劣化状況に合わない工法を選んでしまうと、防水性能が十分に回復せず、数年で再補修が必要になるケースも少なくありません。特に外壁塗装と同時に行う場合は、将来のメンテナンス計画も踏まえた判断が重要になります。
こちらでは、打ち替えと打ち増しの違いを明確にし、それぞれの費用相場や選び方のポイントについて詳しく解説します。
◇ 打ち替えの費用相場
打ち替えとは、既存のコーキング材をすべて撤去し、新しいコーキング材を充填し直す施工方法です。ひび割れ・破断・欠落など、劣化が進行している場合に適した工法で、防水性能を根本から回復できる点が最大のメリットです。
施工では、古いコーキングをカッターなどで丁寧に撤去し、目地内部を清掃したうえでプライマーを塗布します。その後、新しいコーキング材を充填し、均一に仕上げます。工程が多いため手間はかかりますが、その分、密着性と耐久性に優れた仕上がりが期待できます。
特に外壁目地は雨水が侵入しやすい重要な箇所であるため、長期的な建物保護を考えると打ち替えが推奨されるケースが多くなります。
費用相場は1mあたり900円〜1,500円程度が一般的で、建物の規模や目地の量、使用するコーキング材によって総額が変動します。初期費用は高くなりやすいものの、耐用年数が長く、結果的に再補修の頻度を抑えられるため、トータルコストを抑えられる場合もあります。
◇ 打ち増しの費用相場
打ち増しとは、既存のコーキング材を撤去せず、その上から新しいコーキング材を重ねて充填する施工方法です。劣化が軽度で、痩せや軽いひび割れ程度にとどまっている場合に選択されることがあります。
撤去作業が不要な分、工期が短く、費用を抑えやすい点がメリットです。
外壁塗装と同時に施工することで、見た目を整える目的として採用されるケースもあります。ただし、下地となる既存コーキングの状態が悪い場合、新しい材料が十分に密着せず、早期に剥がれたり割れたりするリスクがあります。
そのため、打ち増しはあくまで「応急的・短期的な補修」として考える必要があります。
費用相場は1mあたり500円〜900円程度が目安とされ、打ち替えよりも安価ですが、耐久性は劣る点に注意が必要です。
◇ 打ち替えと打ち増しの選び方
打ち替えと打ち増しのどちらを選ぶべきかは、コーキングの劣化状況によって判断することが重要です。破断や欠落が見られる場合は打ち替えが必須となり、打ち増しでは十分な防水性能を確保できません。
一方、築年数が比較的浅く、劣化が軽度な場合に限っては、打ち増しが選択肢になることもあります。ただし、その場合でも次回の外壁塗装時には打ち替えが必要になるケースが多い点を理解しておく必要があります。
◇ 外壁塗装と同時に行う際の注意点

外壁塗装とコーキング補修を同時に行う場合、塗装の耐用年数とコーキングの耐久性を揃えることが重要です。塗装だけが長持ちしても、コーキングが先に劣化してしまうと、再び足場を組んで補修を行う必要が生じ、結果的に費用が高くなることもあります。
見積書を確認する際は、「どの部分が打ち替えで、どの部分が打ち増しなのか」「使用するコーキング材の種類」まで明記されているかをチェックすることが大切です。専門業者による適切な診断と説明を受けたうえで、将来を見据えた施工方法を選ぶことが、外壁を長く守るポイントといえるでしょう。
コーキング補修時は外壁塗装も検討!

コーキングの劣化が見つかった場合、「とりあえずコーキングだけ補修すれば大丈夫」と考える方は少なくありません。しかし実際には、コーキングと外壁塗装は密接に関係しており、どちらか一方だけを補修しても十分な耐久性を確保できないケースが多くあります。
外壁塗装は建物全体を保護する役割を担い、コーキングはその防水性能を支える重要な要素です。どちらかが劣化した状態では、もう一方の性能も十分に発揮されません。
特に築年数が経過している住宅では、外壁とコーキングが同時期に劣化していることが多く、同時施工を検討することで、結果的に費用や手間を抑えられる場合もあります。
こちらでは、外壁塗装を検討すべき主な劣化症状と、コーキング補修と同時に行うことで得られる効果について詳しく解説します。
◇ 外壁塗装の主な劣化症状

外壁に以下のような劣化症状が見られる場合は、コーキング補修だけでなく、外壁塗装もあわせて検討する必要があります。
まず代表的なのが色あせです。外壁表面の色が薄くなったり、くすんで見えたりする状態は、塗膜が紫外線の影響を受け、防水性能が低下しているサインです。見た目の問題だけでなく、塗膜が本来持つ保護機能が失われつつある状態といえます。
次に挙げられるのがチョーキング現象です。外壁を手で触ると白い粉が付着する状態で、塗膜が分解されている証拠です。この段階では、外壁表面が水を弾きにくくなり、雨水を吸収しやすくなっています。
また、ひび割れ(クラック)も注意すべき症状です。細かなひび割れであっても、そこから雨水が浸入する可能性があり、放置するとひびが広がったり、内部の下地材が劣化したりする原因になります。
さらに、塗膜の剥がれや膨れ、コケ・カビ・藻の発生なども、外壁の防水性が低下しているサインです。これらの症状が見られる場合、外壁全体の保護性能が落ちている可能性が高く、コーキング補修だけでは不十分と判断されるケースが多くなります。
◇ 同時に行うことで得られる効果

同時に行うことで得られる主な効果は、以下のとおりです。
・メンテナンスをまとめて行える
コーキング補修と外壁塗装を同時に行う最大のメリットのひとつが、メンテナンスをまとめて実施できる点です。別々のタイミングで工事を行う場合、その都度足場の設置や養生作業が必要となり、費用や工期が増えてしまいます。
同時施工であれば、足場設置は一度で済み、工事期間も集約できます。生活への影響を最小限に抑えられる点も、住まい手にとって大きなメリットといえるでしょう。
・工事費用を抑えやすくなる
外壁塗装工事では、足場代が工事費全体の中でも大きな割合を占めます。コーキング補修と外壁塗装を別々に行うと、そのたびに足場代が発生し、トータルコストが高くなりがちです。
同時に施工することで足場代を一度にまとめられるため、長期的に見ると費用を抑えやすくなります。また、劣化を放置して被害が拡大する前にまとめて補修することで、大規模修繕を避けられる可能性もあります。
・塗料とコーキング材の相性を考慮して選定できる
外壁塗装とコーキング補修を同時に行うことで、使用する塗料とコーキング材の相性を考慮した材料選びが可能になります。
相性の悪い組み合わせを選んでしまうと、塗膜の剥がれやひび割れなどの施工不良が起こる可能性がありますが、同時施工であれば、耐久性や仕上がりを総合的に判断したうえで最適な仕様を選定できます。これにより、外壁全体の耐久性を高めることができます。
・次回メンテナンス時期を揃えられる
外壁塗装とコーキング補修を同時に行うことで、次回のメンテナンス時期を揃えやすくなる点も重要です。
塗装はまだ持つのに、コーキングだけが先に劣化してしまうと、再び足場を組んで補修を行う必要が生じます。同時施工で耐用年数を揃えておけば、将来のメンテナンス計画が立てやすくなり、結果的にコストや手間を抑えられます。
・建物全体の耐久性向上につながる
外壁塗装とコーキング補修は、それぞれ単独でも重要な工事ですが、同時に行うことで相乗効果が生まれます。塗膜が外壁表面を守り、コーキングが目地や開口部からの浸水を防ぐことで、建物全体の防水性・耐久性が向上します。
結果として、外壁内部や構造部へのダメージを防ぎ、住宅をより長く安全に使用できる状態を維持しやすくなります。
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伊勢市や志摩市近辺のおすすめ外壁塗装業者
外壁塗装やコーキング工事は、建物の見た目を整えるだけでなく、防水性や耐久性を維持するために欠かせない重要なメンテナンスです。しかし、使用する塗料や材料が同じでも、施工を担当する業者によって仕上がりや耐用年数に差が出ることは珍しくありません。
特にコーキング工事は完成後に見えにくくなる部分が多いため、業者の技術力や施工姿勢が結果に大きく影響します。こちらでは、伊勢市や志摩市近辺で外壁塗装・コーキング補修を検討している方に向けて、信頼性や特徴を踏まえたおすすめの外壁塗装業者を紹介します。
◇株式会社吉村塗装

株式会社吉村塗装は、地域密着型の外壁塗装・屋根塗装を手がける施工会社として、伊勢市や志摩市近辺で多くの実績を積み重ねてきました。戸建住宅を中心に、外壁塗装と同時に行うコーキング補修にも注力しており、劣化状況に応じて打ち替え・打ち増しを適切に判断する姿勢が特徴です。
現地調査では、外壁や目地の状態を細かく確認し、見た目だけでなく防水性や将来的な耐久性を考慮した提案を行っています。専門用語を多用せず、現在の状態や必要な工事内容を分かりやすく説明する点は、外壁工事が初めての方にとって大きな安心材料といえるでしょう。
| 会社名 | 株式会社吉村塗装 |
| 本店 | 〒517-0214 三重県志摩市磯部町迫間535-9 TEL:0599-55-1561 |
| 志摩店 | 〒517-0501 三重県志摩市阿児町鵜方4028-1 TEL:0599-77-3991 |
| 伊勢店 | 〒516-0803 三重県伊勢市御薗町王中島797大大ビル1A TEL:0120-16-2690 |
| 公式サイトURL | https://www.yoshimura-paint.com/ |
本店
志摩店
伊勢店
また、施工中の管理体制にも配慮しており、作業工程や進捗を把握しやすい体制が整っています。施主が不在の時間帯でも工事を進められるよう配慮されている点は、共働き世帯や日中留守にしがちな家庭にとってメリットとなります。近隣への配慮や現場の整理整頓にも意識を向けており、地域に根差した施工会社として信頼を得ています。
口コミ

留守にしてても勝手に仕事を進めてくれる。
見積もりの段階では色々と親切に質問にも細かく答えてくれてわかりやすかったし、知らないことも教えてくれたので早く取りかかれた。
引用元:トソプロ
見積もり時の丁寧な説明や、施主が不在でも安心して任せられる施工体制が評価されています。説明力と信頼感の高さが特徴で、初めて外壁塗装を依頼する方でも相談しやすい業者といえるでしょう。
株式会社吉村塗装の口コミ評判記事はこちら!
▼株式会社吉村塗装はサーモグラフィによる漏水診断が可能!ショールームも完備
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇株式会社ペイントワン

株式会社ペイントワンは、外壁塗装・屋根塗装を専門に手がける塗装会社で、施工品質と耐久性を重視した工事を行っています。建物ごとの外壁材や立地条件を踏まえたうえで、適切な塗料や施工方法を選定する点が特徴です。
外壁塗装だけでなく、コーキングの状態についても丁寧に確認し、劣化の進行度合いに応じて打ち替えや打ち増しを提案します。目地やサッシ周りといった防水上重要な箇所を軽視せず、長期的な建物保護を意識した施工方針を持っている点が評価されています。
| 会社名 | 株式会社ペイントワン |
| 住所 | 〒519-0501 三重県伊勢市小俣町明野529-1 |
| 電話番号 | 0120-996-697 |
| 公式サイトURL | https://paintone-ise.com/ |
また、見積もりや工事内容についても、項目ごとに分かりやすく説明する姿勢を大切にしており、「なぜこの工事が必要なのか」「どの部分に費用がかかるのか」を把握しやすい点が特徴です。価格だけでなく、工事内容の納得感を重視したい方に向いている業者といえるでしょう。
施工後についても、外壁やコーキングの状態を長く維持するためのアドバイスを行っており、塗装後のメンテナンスを含めて相談しやすい体制が整っています。耐久性を重視した外壁塗装を検討している方にとって、有力な選択肢のひとつです。
株式会社ペイントワンの口コミ評判記事はこちら!
◇外壁屋根塗装専門店ヨシダ

引用元:外壁屋根塗装専門店ヨシダ
外壁屋根塗装専門店ヨシダは、その名の通り外壁・屋根塗装に特化した専門店として、地域で数多くの施工実績を持つ業者です。専門店ならではの知識と経験を活かし、外壁や屋根の状態に応じた最適な施工プランを提案しています。
特にコーキング工事においては、外壁材の種類や目地の形状、劣化状況を細かく確認し、耐久性を重視した施工を行っています。打ち替えと打ち増しの違いや、それぞれのメリット・デメリットについても丁寧に説明する姿勢が特徴で、施主が納得したうえで工事を進められる体制が整っています。
| 会社名 | 外壁屋根塗装専門店ヨシダ |
| 住所 | 〒516-0077 三重県伊勢市宮町1-12-3 2号室 |
| 電話番号 | 0120-319-369 |
| 公式サイトURL | https://yoshidajapan.com/ |
また、外壁塗装とコーキング補修を同時に行うことで、将来的なメンテナンス計画を立てやすくする提案も行っています。短期的な費用だけでなく、長期的な視点で建物を守るための施工を重視している点は、専門店ならではの強みといえるでしょう。
施工後のアフターフォローにも配慮しており、外壁塗装後の状態を長く維持したいと考える方にとって、安心感のある業者です。外壁や屋根を専門的に任せたい方に適した選択肢といえます。
外壁屋根塗装専門店ヨシダの口コミ評判記事はこちら!
▼外壁屋根塗装専門店ヨシダは長持ちする外壁塗装を提供!ドローン撮影にも対応
まとめ

本記事では、コーキングとシーリングの違い、コーキングが担う防水・気密・揺れ吸収の役割、さらに材料ごとの特徴や選び方を紹介しました。コーキングは目地やサッシ周りからの浸水を防ぐ重要な部材であり、劣化すると痩せやひび割れ、破断、欠落が起こりやすくなります。
初期症状を放置すると雨水が内部へ回り、外壁材の浮きや下地の腐食、塗膜の剥がれなどにつながり、補修範囲と費用が拡大する可能性があります。補修方法には打ち替えと打ち増しがあり、劣化が進んでいる場合は打ち替えで根本から性能を回復させる判断が重要です。
また、外壁塗装と同時に行うと足場を共用でき、塗料とコーキング材の相性も踏まえて仕様を揃えやすくなります。適切な点検と施工方法の選定が、住まいを長く守る近道になります。外壁の劣化サインを見逃さず、早めに専門業者へ相談することが大切です。
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